インターフォンスピーカーの増設
用事のある方の訪問や、通販の納品の場合、門に取り付けたのインターフォンを鳴らしてもらうことにより、家族が来客を知って、門まで出て客の要件を伺うのが通常の場合であるが、最近インターフォンを鳴らしても家族が気が付かないで、来客が帰ってしまうということが、頻発することがあった。
原因は、家族が、1Fのベランダで物干し作業をしていると、1Fの居間のチャイム音が聞こえない。また、家の前にある花壇や家庭菜園で作業をしているとチャイムの音が聞こえない。要するに家の外にいると、チャイムの音が聞こえないとうことです。
この問題に対処するためにインターフォンに増設スピーカーを付けて、家の外に設置することにしました。
増設スピーカーを部屋のインターフォンに接続するだけですので、話は簡単で、この作業には電気工事士の資格は不要という情報もありましたが、部屋にむき出しの配線を通せば簡単そうですが、部屋の中のでは見た目も悪いし、壁を突き抜けて外にケーブルを出すのはもっと大変ことになるので自分で工事をすることはギブアップして、いつもの業者に依頼することにした。
工事は次のようにしました。
①インターフォンのあるところの床下の土台に45度の穴をあけて細いハガネの棒を差し込みインターフォンの裏側まで通して、その棒にインターフォン用のケーブルを取り付けて床下までケーブルを引き込む。
②床下に来ているケーブルを家の隅のエアコンのホースの取り付け部分まで伸ばしコンクリートの土台と木の土台の隙間(1cm程度)の部分からケーブルを家の外まで出す。
③エアコンのホースカバーの中にインターフォン用のケーブルを通して、外壁の高い部分まで配線する。
④外壁の高い部分でホースカバーからケーブルを出してインターフォン用スピーカーを接続して工事は終わり。
以上の操作で、配線を見せずに、増設インターフォンの設置を終わった。
この作業には、細い鋼の棒を差し込みインターフォンの裏側まで通すために床下の担当者と、インターフォンの裏側で細い鋼の棒にケーブルを取り付ける担当者の2名が必要です。
配線図
インターホン 室内機
インターフォン室内機裏側(左側2本が創設スピーカー用)
床下からケーブルの取り出して、エアコンの冷却ホースへ
(右側の細いホースの中に創設スピーカーケーブルが入れてある)
ホースカバーから増設スピーカーケーブルを取り出しスピーカーに接続